日野市

日野市創業支援ガイド

ひらめきをビジネスにする4つのステップ

step01

創業したいと思ったら

創業とは字の通り自分自身で新しい事業を作り上げることです。こう聞くととても難しいイメージを持ってしまいますよね。
しかし、始まりは小さな憧れや、ちょっとしたひらめきということもあるんです。

上記のような思いを抱いている方は、すでに創業のスタート地点にいます。
まずは創業の専門家に相談してみませんか?
自分の強みや弱み、経験などを振り返って棚卸しをすることで、自分の夢(ビジネスプラン)が見えてくるかもしれません。

PlanTは創業を目指す人、企業で働く人、クリエーター、地域で活動したい住民や学生などさまざまな人が集まる日野市のインキュベーション施設です。各種イベント、セミナー、相談窓口を用意し、新しいことを始める人を応援しています。有料・無料のコワーキングスペース、ミーティングや大人数向けセミナーに対応する専用スペースも取り揃え、ビジネスの拠点として最適です。

お問い合せ 042-843-3215 / 受付時間:平日10:00〜23:00、土日祝10:00〜21:00

-創業相談

起業したいけど自分にはどんなことができるかな? こんな事業を始めたいけれど何から始めれば良いの?

起業について知りたい
新しいことをやってみたい。スキルを地域のために役立てたい。今後の働き方について考えたい。そんな「悩み」になる前のモヤモヤ期は価値創出連携コーディネーターにおまかせを。その人にあった専門家の紹介や、イベント等の情報提供をいたします。お気軽にお声がけください。
PlanT 多摩平の森産業連携センター
創業したいと思ったら
毎週水曜日に日野市インキュベーションマネージャーによる創業に関する個別相談会を開催しています。「どうすれば創業できるのだろう?」といった素朴な疑問に丁寧にお答えします。
日野市産業振興課
   042-514-8442
ビジネスプランを考えたい
認定連携創業支援等事業者
やりたいことを商売に昇華するための設計書(ビジネスプラン)を考えましょう。ビジネスモデル戦略家として活動する一般社団法人Herstory 代表理事・山下まんぼぅ氏があなたの想いをブラッシュアップします。
PlanT 多摩平の森産業連携センター

※その他、希望に応じて東京都の創業窓口等を案内することも可能です。ご相談ください。

-スクール・セミナー

創業に向けて実践的な知識を身につけたい! 起業仲間が欲しい!

先輩起業家の体験談を聞きながら進める座談会や、創業に向け実践的な知識と人脈を得られるセミナーなど、創業のステップに合わせた多様なイベントを用意しています。基本を学べる連続講座の創業スクールは、産業競争力強化法に基づく特定創業支援事業にもなっています。修了すると会社設立時の登録免許税の軽減などメリットもあります。

step02

創業資金の準備
〜使える制度を確認しよう〜

創業内容が決まり、それを実現するためのビジネスプランが完成して…。 だいぶ自分のビジネスの輪郭が見えてきたのではないでしょうか。
次のステップは大切なお金の話。創業資金について考えてみましょう。

創業資金は自己資金で備えるのが理想的ですが、融資や助成金・補助金といった制度を活用することで必要資金に充てることもできます。
自分に最適なプランを検討しましょう。

各種支援制度

融資あっせん制度(日野市)
日野市内の中小企業の方やこれから事業を始めようとする方が、事業に必要な事業資金について実質無利子(※)で金融機関から融資を受けやすくするために、取扱金融機関に対して融資のあっせんをする制度です。この制度を利用した方は、市から信用保証料や利子の一部の補助を受けることができます。
※変動金利型(基準金利:長期プライムレート-0.3% 市の利子補給:1.5%以内)
日野市魅力ある個店創り支援事業補助金(日野市)
市民が利用したくなる魅力あるお店づくりを支援し、地域商業を構成する小規模店舗の活性化を図ります。飲食業・小売業・生活関連サービス業・娯楽業・宿泊業のいずれかで、市内の店舗で来店型の営業を行っている方・行おうとする方が対象です。申請にあたっては専門家派遣を受けていることが条件になっています。詳細についてはお問い合わせください。
創業助成事業(東京都)
都内で創業予定の個人、または創業後間もない中小企業に対し、賃借料、広告費、従業員人件費等、創業初期に必要な経費を一部助成します。

※助成金・補助金の内容は変更される可能性があります。詳しくは創業相談窓口でご確認ください。

step03

立地・集客を考える
〜日野で創業するメリット〜

店舗やオフィスを借りる場合、物件選びはとても重要なステップです。
「駅近」「繁華街」など自然に人が集まる立地も魅力的ですが、それ以上に事業のコンセプトに 合致しているかを意識した物件選びをしましょう。
また、地域特性を知ることで強みを知ることができます。愛着ある街での創業を目指しましょう。

物件を探している人に向けた取り組み

多摩平の森産業連携センターPlanT
チャレンジショップ
将来自分の店舗を持ちたい人のための期限付き出店スペースです。出店前の腕試し期間としてご活用いただき、経営課題の発掘や物件を選ぶ上での基準作りにお役立てください。入居は創業 5 年以内の事業者が対象で事前審査が必要です。物件物品の展示、販売の他ミニキッチン付きタイプもあります。
ワークスペース(コワーキングスペース・個室)
PlanT ワークスペースは法人住所として登記が可能です。
Wi-Fi を完備し 24 時間いつでも利用でき、専用ポストとロッカーも用意しています(有料)。
フロアマップ
空き家活用マッチング(日野市)

日野市では空き家の管理に悩む所有者と、空き家を活用したい利用者をマッチングする取り組みを行っています。所有者への活用方法の提案から双方の条件整理、アフターフォローまで継続的にサポート。地域貢献に資する活用には改修費等の補助も実施しています。

都市計画課住宅政策係:042-514-8371(直通)

東京都空き店舗ポータルサイト「TOKYO 商店街空き店舗ナビ」

東京都商店街振興組合連合会が空き店舗ポータルサイト「TOKYO 商店街空き店舗ナビ」において、都内の空き店舗情報を発信しています。 地域、駅、地図の条件から「貸店舗」や「貸事務所」についての物件情報が検索でき、日野市内の空き店舗情報もご覧いただけます。ぜひご活用ください。
TOKYO商店街空き店舗ナビ

step04

創業後のフォロー

いよいよ創業です!管轄の税務署へ開業届を提出し、事業主としてはじめの一歩を踏み出しましょう。
原則、開業届は事業開始日より1ヶ月以内に提出します。開業届を出すことで社会的にも事業として認識され 創業後の相談も受けやすくなるので、早めに提出しましょう。

創業後のフォロー

創業後間もないスタートアップ期は、さまざまな問題や疑問が起きやすい時期です。
相談会や交流会等のアフターフォローを継続し、事業を軌道に乗せましょう。

セミナー・講座

ビジネスのステップに応じたさまざまなセミナーをご用意しています。ビジネスモデルの再確認や販路拡大、補助金・助成金の最新情報、新しいビジネスを展開したい等、事業を発展させていく上で生じる課題を解決に導きます。年間30 本以上の多彩なセミナーを実施し、事業のスタートアップを応援します。

補助金・助成金

創業後の事業拡大に伴う取り組みや新技能導入にかかる費用を援助する制度があります。ご活用ください。

日野市
日野市魅力ある個店創り支援事業補助金
step02の各種制度をご確認ください。→こちら
日野市商業活性化連携支援事業補助金
複数の商業者が連携により実施する、地域商業の活性化を目的とした事業を支援します。イベント開催、拠点・ブランドづくり、新製品開発等の事業が対象となります。連携による事業が条件となるため、単独の事業者で申請することはできません。詳細についてはお問い合わせください。
日野市専門家派遣費用補助事業
事業の課題解決を目指す中小企業を対象とし、公益財団法人東京都中小企業振興公社の専門家派遣を受ける際に要する経費を一部補助します。社内の IT 導入や就業規則の見直し、商品デザインの考案など、幅広い分野のアドバイスが受けられます。
日野市合理的配慮の提供促進に係る助成金
障害福祉課差別解消推進係:042-514-8991(直通)
障害のある人の不自由解消を目的とした施設設備や意思疎通等についての配慮の提供(段差解消工事、スロープ・手すりの設置、 トイレ改修、 筆談ボード やコミュニケーションボード の 購入 等)に要する経費を一部助成します。
その他
小規模事業者持続化補助金(中小企業庁)
小規模事業者が経営計画を策定し、それに基づいて行う販路開拓等の取り組みにかかる経費を一部補助します。
IT導入補助金(経済産業省)
中小企業・小規模事業者が直面する働き方改革や被用者保険の適用拡大等の制度変更等に対応するため、生産性の向上に資するITツール導入にかかる経費を一部補助します。

※上記以外にも中小企業基盤整備機構・東京都中小企業振興公社等の支援機関を必要に応じてご紹介します。

先輩起業家インタビュー
女性支援を軸に柔軟なビジネス展開
集い・学び・元気になる 女性の心身を豊かにするレンタルスペース事業を運営

事業の内容とセールスポイント(優位性)について教えてください。

都内オフィス街でレンタルスペース・シェアスペース事業『スピカ・プレイス』を運営しています。レンタルスペースといえば近年の需要の高まりを受け、ずいぶんと身近な存在になりましたが、スピカ・プレイスではターゲットを女性に定め、独自の工夫を行っています。
例えば、スピカ・プレイスは靴を脱いでの利用をお願いしています。赤ちゃん連れでも、体調に不安のある方でもリラックスしてご利用いただくためです。清潔を第一に、インテリアも暖かみがあるものを使用し、無機質でない心の通った空間作りを意識しています。
もちろんオフィシャルなビジネスシーンにも対応できるハードも備えています。少人数セミナーからプレゼンや商談まで、幅広くご利用いただけます。

創業しようと思ったきっかけは?

会社員時代から漠然と「女性の支援活動をしたい」とは思っていました。実は創業する3年ほど前に創業セミナーに参加してみたのですが、そのときは具体的なビジョンが全く描けず断念した過去があります。
しかし、会社員を続けながらもプライベートで技術コンサル会社の事業支援を行う等、活動の幅を広げて自分の可能性は模索し続けていました。
そのうち会社の方針で自分の所属する部署がなくなることが決まり、再び創業を強く意識するように。そして、前述のコンサル会社の方や大企業の幹部をされていた方と知り合う機会に恵まれ、3人で「女性とシニアの技術力」をテーマに研修事業を立ち上げる運びとなりました。
その後、おふたりは事業を離れることになり、私の以前からの願いであった「女性支援」を主軸に置きビジネスモデルを再構築。頑張りたい女性が安心して輝ける場所、そして、新たな交流や学びが生まれていくプラットフォームとして、女性向けレンタルスペース事業を始めました。

今後の事業展開について教えてください。

女性向けレンタルスペースという仕事柄、日々多くの女性と話し悩みを共有します。家庭や仕事、その他さまざまな悩みを抱える彼女たちがありのままの輝きを放つために自分にできることは何なのか。
そう考えたときに、女性の心身に強い影響をもたらす女性ホルモン、なかでも『更年期』との付き合い方が大切なのだと気が付きました。
現在はレンタルスペース事業を運営する傍ら、更年期ライフデザインファシリテータ―として女性の健康や更年期の正しい情報を発信し、多角的視点から女性支援を行っています。スピカ・プレイスはその発信拠点としての役割も果たしており、今後も訪れる女性たちが元気になれる場所としてあり続けたいと考えています。

創業して良かったこと、大変だったことを教えてください。

創業して良かったことは、とにかく毎日楽しい!ということ。勤めているときは会社のミッション=自分のやりたいこととならないことも少なからずありましたが、今は自分の想いを形にすることに集中できるので、日々やりがいを感じています。
ですが、どんなに強い想いを持っていてもそれだけではビジネスにはできません。想いが強いということは妥協もできないということなので、商売として昇華する過程には難しさを感じています。
また、都内オフィス街という土地勘のないエリアでの創業だったので、初めのうちは慣れない地下鉄利用ひとつにも苦労しました。

セミナーや相談窓口、補助金等があれば教えてください。

起業を決意する前に女性いきいきチャレンジ協議体の創業セミナーを受け、本格的に創業を目指してから日野市創業スクールを受講しました。
また、創業後間もなくは特に申請しませんでしたが、レンタルスペース事業を始めるにあたり日野市の融資あっせん制度を活用させていただきました。

創業を目指す方へ一言

ビジネスを続けていく上で最も大切なのは『人とのつながり』です。しかし、人脈というのは欲しいと思ったときにすぐに手に入るものではありません。創業したいと思ったらとにかくいろんな人に会い、話を聞いて、つながりを育てていきましょう。
もちろん優しい言葉ばかりをいただけるわけではありません。しかし、どの言葉も多くの気付きを与えるものであり、ひとつひとつが自分のターニングポイントになっています。誰もが自分の師であると胸に刻み、出会いを大切に歩んでいくと良いと思います。
<先輩起業家> 株式会社スピカデザイン 代表取締役 前田 裕美子(日野市創業スクール1期生)
定年退職を機に一念発起創業!
経験×情熱を武器に子どもの知的好奇心を育む「化石・鉱物の体験キット」を販売

事業の内容とセールスポイント(優位性)について教えてください

事業の内容は化石・鉱物の販売です。長年貿易に携わってきた経験を活かし、材料の輸入から商品企画、博物館等への卸までをすべて自社で行っています。
もともと化石・鉱物というニッチなマーケットのビジネスですが、弊社では基本理念でもある「こどもの科学ごころを育てる」にフォーカスし、体験キット販売に力を入れていることが強みになります。
例えば弊社の商品である『化石コレクション12』は、付属の砂の中から本物の化石を探し出し地質年代ボードに貼っていき、世界でひとつの標本を完成させるキットです。ただ学ぶだけでなく自分で創り上げる楽しさ、完成したときに感じてもらえる達成感は既存標本にはない付加価値だと思っています。

創業しようと思ったきっかけは?

会社員時代「こんな商品が作りたい」と思うことは度々ありましたが、会社の方針との違いから実現できないことは珍しくありませんでした。そのため、いつか独立して自分の手で商品化しようという想いは比較的早くから持っていたように思います。新しいステージで自分がどこまでできるのか試してみたいというチャレンジングな気持ちもありました。
定年退職を迎えたタイミングで一念発起し、2018年に「ジェネシス」を創業いたしました。

創業したことで生活に変化はありましたか?

大きな変化はありませんが、通勤時間がなくなったというのは魅力ですね。以前の会社は往復3時間以上かけて通勤していたので、使える時間の幅が広がりました。
コロナウイルスによる新しい生活様式も求められている現在、仕事場所を限定されない働き方は大きなメリットであると感じています。

創業して良かったこと、大変だったことを教えてください。

創業して良かったことは自分で何でも決断できることです。誰の許可を取る必要もなくシンプルに自分が思い描いた通りの商品を作れますし、完成した商品はどれも愛着があります。また、創業スクールやPlanTで起業家や創業を目指す同志に出会えたことも幸いでした。志のある人々の中に身を置くことで起業家精神を研磨しています。
大変なことはやはり経営者として責任が大きい分、日々プレッシャーを感じることです。「煮詰まって来たな」と感じたときは、愛犬と河川敷を散歩して気持ちを切り替えるようにしています。自分なりのリフレッシュ方法を持つと良いですね。

セミナーや相談窓口、補助金等があれば教えてください。

創業前は日野市創業スクールに参加しました。創業後も定期的にPlanTの個別相談会や経営者向けセミナーに参加し、専門家の方や起業家仲間と意見を交わすようにしています。自分とは異なる業界のノウハウを持つ人のアドバイスは、いつも新しい視点に気付かせてくれます。

創業を目指す方へ一言

情熱のある人にはどんどん創業すべきです。特に若い人や、専門分野を持っている方はなるべく早く挑戦してほしいですね。私自身が創業まで時間がかかった人間なので、特にそう思います。たとえ失敗したとしても、何もやらないよりははるかに多くのものを得ることができるはずです。
ただ、勢いまかせの「行き当たりばったり創業」は避けた方が良いでしょう。特に未経験分野での創業の場合、綿密な計画が必要だと感じています。創業に関するセミナーや相談窓口を活用し、ビジネスプランを研磨して挑んでください。
<先輩起業家> ジェネシス 代表 渡辺昭彦さん(日野市創業スクール4期生)
未来のオリンピック選手を育てるアスリート食堂を運営
コロナ禍でもビジネス展開を可能にする 時代を読み解く力とは

事業の内容とセールスポイント(優位性)について教えてください

元々の主事業は、契約した選手や大学の部活を対象にアスリート向けメニューを提供する契約型食堂の運営でした。 食堂では身体つくりに欠かせないたんぱく質の多様性を意識したメニューを考案し、消化や腸内環境の視点も含め体内から選手のコンディションを整えるよう働きかけています。
また東京医科歯科大学で健康教育に従事していた経験を活かし、2ヶ月に一度の生体データに基づく契約選手のデータを参照。個人の味の好みも考慮して、その人だけに「もう一品」を提供しているのが工夫をしている点です。
通常、飲食店は天候やその他の要因にも左右されやすく、その日の客入りが読めないという難しさがあります。しかし、契約型サービスとすることで、その人に適したメニューを提供できるだけでなく、売り上げに関してもある程度見通しがつくのは経営をする上でもメリットだと感じています。

コロナ禍により厳しい局面にある飲食店ですが、今後の展望を聞かせてください

コロナ禍により飲食店の在り方は大きく変わりつつあります。そこで、アスリート向け食事業を立ち上げ運営したノウハウを活かし、現在は健康志向の新規飲食店のプロデュースにも力を入れています。
2021年1月には同じくアスリートを多く抱える筑波大学近隣で学生向け飲食店の工事着工を、2022年には都内オフィスビル内に新しい飲食店を経営仲間とオープンする計画が走っています。後者については食だけでなく運動やヘルスケアに関するスポット的イベントも企画し、ビル内の就業者約4,000人の健康に寄与できる、能動的な飲食店を目指しています。これまでのアスリートを軸に置いていたビジネスのターゲット層と異なりますので、慎重に進めつつ今後はより大きな枠での社会課題解決に取り組んでいきたいです。

創業しようと思ったきっかけは?

医と食に徹してこだわったお弁当やケータリングサービスを提供していたベンチャー企業に就職している中、いつかは自身の価値観を仕事にダイレクトに反映したいという思いが強く、元から創業したいという気持ちはありました。2018年7月社内で今の事業の前身となるアスリート向け飲食サービス部門の立ち上げに奔走し、育ててきた事業部としてその思いは特に強くなりました。
その後、会社の方針変更により医療部門への注力が優先的になったため、話し合いの末に独立。事業開始の際の調理備品などやカスタムした厨房などはそのままに、背中を押して頂く形で創業という運びになりました。この事は前企業のオーナーに深く感謝をしています。

創業して良かったこと、大変だったことを教えてください

当初は顧客を増やそうにも場所やシステム、マンパワーにも限界があり、限られた条件に当てはまる方のみがお客様となります。食材の調達や仕込み、生産者さんとのコミュニケーションなどを優先しながら、選手らへ提供する食のブラッシュアップを図るのは想像以上に仕事内容の切替えが必要で時間がかかりました。通い続けてもらいながらも、食堂の場所が彼らにとって有益でメリットがある様、工夫し続ける必要があります。
そういった環境下で、選手が「今日のあの料理が美味しかったです!」と言いながら進んで皿洗いをしてくれています。店と顧客という立場を超えて交流が生まれ、共に場所を創っているという感覚を得たことは大きな喜びがありました。こうした自らの選択や判断が直接跳ね返ってくることが、創業して良かったと強く感じる瞬間です。

セミナーや相談窓口、補助金等があれば教えてください

日野市創業スクールに参加させていただきました。
私の場合はアスリート向け食堂だけでなく、当時から生体データを活用した将来への取り組みや、新規飲食店の出店・経営サポート等、複数の側面を有するビジネスモデルを掲げていました。そのため、メインとなるサービスの設計方法、ペルソナの明確化、目指すべきゴールから逆算した行動計画など、経営のノウハウや焦点化を体系的に学べたことが大きな収穫であり、俯瞰的に自分の取り組みを振り返る良いきっかけとなりました。
また、実際に事業を始めてみて人とのネットワークが財産だと感じる瞬間が改めて多くなりました。創業前にスクールを通して講師の方々や同期といった心強いアドバイザーを得たことも参加して良かったと感じる点です。

創業を目指す方へ一言

日野市は創業を目指す方のための制度が整備され、新しいことを始める人に対しても寛大な地域だと感じています。特に行政の方々のフットワークの軽さは素晴らしく、創業支援にこれほど奔走してくださる自治体や地元の信金などは大変魅力的です。
創業することはリスクも伴いますが、私はこれからの時代を考えるとむしろチャンスも大きいと思います。時流を見据え、自分ができるサービスをこれからの世の中にどうフィットさせていくのか。創業することで得られる人脈や仕事との向き合い方、何より自分の棚卸しをすることは、その後の人生を限りなく豊かにしてくれるはずです。
<先輩起業家> Athlete Health Management (Ah,Inc.) 林 久仁則(日野市創業スクール10期生)

お問合せ

日野市産業振興課
〒191-8686
東京都日野市神明1-12-1
電話番号:042-514-8437(融資あっせん・補助金について)
     042-514-8442(創業・PlanTについて)
受付時間:平日8:30〜17:15
https://hino-sogyo.tokyo
多摩の平の森産業連携センターPlanT
〒191-0062
東京都日野市多摩平2-5-1
電話番号:042-843-3215
受付時間:平日10:00〜23:00
     土日祝 10:00〜21:00
https://www.plant-hino.com